株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:何のために – livedoor Blog(ブログ)
仕事のモティベーション(動機付け)は大切です。一方で、その動機付けが他者依存のものであれば、どうしても長続きしないように感じられます。
「ユーザの役に立つ仕事をしたい」とか「ありがとうと言ってもらえる仕事をしたい」というとかっこいいですが、それが「役に立つかどうかわからないならやりたくない」とか「ありがとうと言ってもらえなかったら損だから仕事したくない」となるのはどうかと思うのです。
やや抽象度が高く、理解しづらい文章だったので、勝手に要約してみました。
仕事のモティベーション(動機付け)は大切だが、それが他者依存のものであると、長続きしないと思う。例えば
- 役に立つかどうかわからないならやりたくない
- ありがとうと言ってもらえなかったら損だから仕事したくない
- 評価してもらえるならやってもいい
- 給料が上がるのならやってもいい
- 需要があるのならやってもいい
など。これでは誉められたいだけで、誉めてもらえるなら仕事は何でもいいように見える。
評価を他人に求めるなとは言わないが、何かを他人に求める前に、
- 自分自身がそれを求めるに足るほどの思いを持っているのか
- その「やりたい」の根源的な動機付けは本当に自分の内なるものから発しているのか
- 他人の目を意識して作りもののやる気をでっち上げていないか
などをよくよく鑑みることが大切なのではないか。
よく誤解されるようだが、私は「ありがとうと言って欲しい」とは思っていない。「お客様が思わず”ありがとう”と言いたくなってしまうような仕事をしたい」のだ。他人に何かを求めているのではなく、自分がそういう仕事をしたいだけ。この違いは決定的だ。
プロとしてやっていきたいと思っていれば、周囲の期待の有無など関係ない。どれほどの期待量であってもそれを上回るぞという気概と気迫が体内に満ち充ちてなければならないのだ。
以上、いかがだったでしょうか?
集約するなら
- プロなら「やりたい」という気持ちで仕事しろ!
- お客様から自ずと感謝されるような仕事をしろ!
ってところでしょうか。